高齢の親から、今度大家から借家を出て行ってほしと言われたのでとどうしたらいいのかと電話があった。
しかし、すぐには実家にも行ける距離ではなかったのでしばらくしてから実家に向かう事となった。
そこで、大家の言い分は「借家を取り壊して息子の家を立てる」とのことで来年までには何とか出て行ってほしいと言われたと、実家の母から相談があった。
一人暮らしをしている為、高齢の母だけだと引っ越しも手続きも出来ない為、私が交渉役になることなった。
そんな、ことを今回はまとめて行きたいと思います。
ポイントだけ知りたい人は目次より移動してください。
借家を取り壊す
まずは、借家で私たち家族が住み始めてからもう40年は経っていた。
ボロボロで確かに震災が起きたときに、強度的な問題もあったのだろう大家も世代交代の為借家に残っていた我が家が最後だったので、ていのいい追い出しにかかってきた。
しかし、大家もすぐに何も言わず出て行ってくれるだろうと思っていたらしい。
何件も借家を持っていた大家の為、別の所も追い出した時に引越し費用や片付けの費用を肩代わりして負担をしていたということを大家の借家の人から聞いていた為、私も交渉にそのことを入れることを決意していた。
実家の母だけでは絶対に交渉は出来ないと思っていた為、引っ越し費用と不用品の処分費だけは負担するという念書を頂き、引っ越すことになった。
他の所では、もっと請求してもいいのではと言う声も聞こえてきたが、これ以上のごたごたはイヤだったのでそこで妥協をすることにした。
もちろん、何もなく出ていけと言われたらそれは反発するが・・・
そこから片道1時間の実家に毎週のように引っ越し先と片付けを行う為に通うことになった。
引っ越し先も何件か当たって近くになんとか一人暮らしの母親が住めるところを確保で来ることになった。
希望が友達が多いからここから離れることが嫌だと言う理由を汲んでのことだった。
もちろん、同居も考えてはいたが今はまだいいと突っぱねたので気持ちを汲んでのことだった。
次に実家の片付けをする準備にかかる
高齢の親の家を片付けの仕方
一人暮らしの母には、時間はたくさんありましたがなにせ、重労働は出来ない為重いものは動かせないですが、自分の必要なものだけは片付けてもらうようにお願いしました。
とりあえず引っ越し会社を決めて、ダンボールを頂き引っ越し先も決まったので、最低限必要なものを衣類や雑貨貴重品などを詰めておいてもらいました。
しかし、思い出のあるものが多いためなかなか捨てられないものもあったようです。
しかし、次の引越し先がその時に住んでいた借家よりも狭くなるため、捨てるものは捨てないといけません。
借家が6部屋から次の引越し先が二部屋になるためそこまで多い荷物は積めないので処分はかなりの量になります。
引っ越し業者に不要なものを処分を選びましたので捨てるものといるものを別で梱包しなければなりませんでした。
そこで、まずは段取り良く片付けるためにはどうしたらいいかと考えてこの様に段取りしました。
- 玄関から片づける
- 台所をキレイにする
- 居間を片付ける
- 奥の部屋を片付ける
- 外の庭を片付ける
と場所ごとに片づけることにしました。
この方法を取ることにより、一か所ごとキレイになっていきます。
特に一番最初に玄関を片付けると出口の動線が確保できます。
キレイになったところに他の場所で出たゴミや処分品なども置けるので効率的には早く片付けれることになります。
私はこの方法が一番早く片付けれると感じています。
実際仕事でも、部屋の片づけ作業を行ったときに移動する場所などを確保しながら、するといいと先輩からの指導で教えてもらいました。
特には、玄関は外に排出するために必要な動線となるため一番先にい片づけることが大事と教えてもらいました。
その為片付けも、一人で通いながらですが2日で完了できました。
業者の選定
まずは引っ越し業者を選ぶ場合に注目したところは、このように選択しました。
- 低価格
- 大手の業者
- 不用品回収も行える
今ではどの業者も不用品回収を行えるところが多いと思います。
実際に、何社か呼んで見積もりを取っていたところ私の中では相性も大事と感じていたので同価格であれば来ていた営業マンも選択の一つと考えています。
実際に何度か引っ越しをしたときに、読んだ業者の中にはこのような営業マンもいました。
「今決めて頂ければ○○円だけ引きます」
「あそこは○○がどうだとか」
まあ、営業マンの気質にもよりますけどね。
私自身、あとでこれだけ引けるのであれば最初から引いておいてほしいものです。
しかし、今回は親の引越しとなればある程度は価格よりも、効率よく引っ越し先に安心して出来るようにしてほしいので、質がいい所を選びました。
わたしが引っ越しをしたときには、引っ越しサイトを気がついていなかったの色々ホームページで調べてから連絡をしていました。
他にも不用品だけ回収していた業者もお願いしたこともありましたが、そこで注意することがあります。
不用品回収業者をお願いするときには、トラックなどにどんどん荷物を積んでいくのが多いと思います。
そこで、お願いするときはその後の処分方法を聞いておきましょう。
不用品販売をして回収費用から引いてくれたり、安すぎるともしかして・・・ってことがないようにお願いするこちらも考えてお願いしましょう。
今では、引っ越しサイトもありますのでそこで比較してみるのもいいかもしれません。
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実家の片付けや引っ越しポイント
まずは、片づけるときのポイントは、このようになります。
ここが自分で片付けをやるか、業者で行うかの見極めポイントです。
- 現状把握(いるものといらないもの選別)
- 自分で出来るか業者に依頼するか
- 何度実家に行けるか
ここで、家財道具の量と自分の行動力を考えるならどうするかで考えましょう。
手伝ってくれる人がいる場合、自分たちで片づけようと思ってきますが時間がない場合や面倒くさい場合は業者に頼んだ方が早いです。
業者は、トラックに積み込んで処分するものを自社に持ち込んで分別していますし、片付けのプロです。
1日作業で終了してくるでしょう。
しかし、業者を選ぶときは買取してくれる所を一緒に選ぶと費用も変わってきます。
昔に不用品だけ回収していた業者もお願いしたこともありましたが、そこで注意することがあります。
不用品回収業者をお願いするときには、トラックなどにどんどん荷物を積んでいくのが多いと思います。
そこで、お願いするときはその後の処分方法を聞いておきましょう。
回収してからその後、自社で分別して処分をするのか確認はしておくと安心です。
不用品販売をして回収費用から引いてくれたり、安すぎるともしかして・・・ってことがないようにお願いするこちらも考えてお願いしましょう。
引越し業者は、安心して任せられるところが一番いいとおもいます。
価格も比較サイトで検証して、何社か見積もりを取りましょう。
親の片付けポイントのまとめ
高齢の親の場合、自分で片付けれる状態ではない事が多いと思います。
最後まで親の代わりに行ってあげてこそ親孝行になります。
まずは、自分たちにまかせてもらうことを前提に話を進めていきましょう。
借家の場合のポイント
- 大家との交渉
- 片付けの状況
- 引っ越し先の選定
- 不用品の処分
- 引越し
1、大家との交渉
管理会社が入っている場合は、管理会社との交渉となります。
しかし、大家さん直接の場合は出来るだけ条件を有利に持って行きましょう。
ただし、相手も長く付き合ってきたことも考えると落としどころは考えておきましょう。
私の場合は、引っ越し費用とゴミ処理を大家に持ってもらうことが条件でした。
親の現状などを確認して交渉をしてみましょう。
2、片付けの現状
今の住んでいる家の現状を確認しましょう。
ある意味ゴミ屋敷の場合は、かなり骨の折れる作業となります。
しかし、通常普通に住まわれているなら玄関から片づけどれだけのものがあるのかを確認してみましょう。
3、引っ越し先の選定
引っ越し先は、同居の場合はそのまま自分の家に荷物を持ち込めばいいのですが、新しい引っ越し先が決まった場合、段取りも素早く済ませてしまいましょう。
出来れば治安のいいところに一人の場合は住まわせてあげましょう。
4、不用品の処分
片付けの現状の中で、不用品の確認はしてあるはずです。
そこで、不用品を売ることも視野に入れておきましょう。
私の場合、捨てれるものは普通に捨てといてねとお願いしたところ、レアものまで捨てられていましたので、確保できるものは確保しておきましょう。
買取業者を呼んで、査定しておくといいですね。
5、引っ越し当日
出来るだけ当日は、親が元気ならいいのですが高齢で動くのもつらい場合は、どこかで休んでおいてもらいましょう。
運ぶのは引っ越し業者にお願いして、必要な時だけ指示しておけば安心です。
引っ越し先に荷物が運び終えたら荷解きをして完了です。
引っ越しには電話・水道・ガスなどの手続きは当日までに完了しておきましょう。
私の場合一人暮らしの親の引越しでしたので、すべて任せてもらって段取りをしました。
一番気を使ったのは大家との交渉でした。
お金のやり取りまではいきませんでしたが先方の都合の退去の場合はこちらに分があります。
そこで、どこまで交渉するかは落としどころを考えて交渉しましょう。
こじれてしまうとめんどくさいですよね。
今回は私の実際に行った親の引越しでした。
参考になれば嬉しいです。